敷地と建物のバランスを考えたシンプルな住まい方

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だんしゃりあん, 環境創作室杉 環境創作室杉 Casas minimalistas
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世の中には様々なモノに溢れていますよね。常にモノに囲まれた生活は、本当に必要なものなのかどうかという点についてあまり気にならなくなってきてはいませんか?限りある地球の資源などについて考えた時、不要なものを断ち、捨て執着から離れてみる整理法、「断捨離」でスッキリしてみるのもいいかもしれません。今回ご紹介したいのは、125坪の敷地に建つ22坪ほどのコンパクトな住宅です。環境創作室杉が手掛けるこちらの住まいは、小さな空間ながらも庭の眺めや涼しい風、暖かな太陽光をじっくりと味わえる住空間が広がります。必要な空間を必要なだけ、豊かな自然を愉しむように住まうシンプルな平屋の住まいです。

ゆったりと敷地に建つ平屋

敷地の広さは125坪という比較的ゆったりとしたゆとりのある環境です。緩やかなカーブを描くアプローチは植栽の彩る華やかなエクステリアを愉しめるデザインです。バランスの良い緑に包まれた枕木のアプローチを進んでいくと、ナチュラルトーンに木目の柔らかな印象をもった外観の本住宅。平屋のゆったりとした雰囲気に玄関までの十分な距離のある配置は安心感を感じるデザインに。

L字型プランで庭を愉しむ

L字型をプランとした本住宅、庭を囲うのは建物とゆったり腰を下ろせる建物に添ったゆとりの縁側に。玄関ファサードとは異なる外壁は木張り仕上げでプライベートなスペースを味わうことができます。土や石、枕木に植栽など様々な素材で賑わう庭の眺めは時と共に成長し、移ろう風景を愉しむことができそうです。

シンプルな素材で仕上げる住空間

枕木のアプローチから続く玄関エントランスは風通しの良さそうなナチュラルな雰囲気を感じるスペースです。明るいトーンの玄関扉に統一感のあるシューズクローク、玄関脇の小棚。目線はそのまままっすぐに、庭と空を眺めることのできる対面する開口へと誘導されているかのようです。絶妙なバランスで設けられた玄関スペースの開口は風通しや光だけでなく、訪れる人にも心地よさを与えるデザインです。

木が包むインテリア

庭に面したリビング・キッチンは木の包むような暖かみを感じる空間です。素足で過ごしたくなるような板張りフロアに構造現しの天井は広がりとナチュラルな雰囲気に溢れる気持ちのいい空間。腰壁で覆うキッチンは生活感を感じさせないデザインながら、家族とのコミュニケーションが取れるデザインに。腰壁には大容量の収納スペースが。急なお客さんが来てもサッと隠せるスライド扉のついた便利なスペースです。

長湯したくなるお風呂に

お風呂空間ももちろん木に包まれるようなインテリアです。湯船に浸かれば丁度目線の高さに愉しむことのできる緑のある眺め。緩やかな光を透す木柵に囲われた空間、広がりを感じながらゆったりとお風呂時間を愉しむことが可能です。平屋のコンパクトな住空間ながらも、光や風、庭の植栽や木で包む住空間は簡素ながらも豊かな住空間を味わうことができます。

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