低価格だからこそデコレーションにこだわれる!コンテナ住宅を彩る方法

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
El Refugio Inteligente, NOEM NOEM Casas modernas
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コンテナを用いて建てられる住宅は、その低価格なコストから、週末住宅のようなセカンドハウスやゲストハウスとして購入する方が最近増えています。しかし、中にはその単調な外観に抵抗がある方もいるのではないでしょうか?そこで今回は、そんな冷たい表情のコンテナハウスを温かみのある住宅に彩る方法を紹介していきます。本体のコンテナが低価格だからこそ、より外観や内装にこだわって、自分好みのコンテナ住宅にアレンジしていきましょう!

周囲をウッドデッキでデコレーション

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コンテナをいくつ利用するかにもよりますが、コンテナハウスの居住空間はほとんどの場合がコンパクトなスペースとなるので、コンテナの周囲にウッドデッキなどを設けるなどして、くつろげるスペースを外に広げたり、様々な用途に利用できる場所をつくったりすることで、コンテナ住宅での生活もより豊かで楽しいものにしてくれます。ブラジルを拠点に活動するCRISTINA MENEZES ARQUITETURAが手掛けたこちらのコンテナ住宅も、大きな開口で室内とウッドデッキをつなぎ、とても一体感のある広々とした住まいにデザインされています。

写真:Jomar Bragança

外壁にこだわる

コンテナ住宅の使い方や地域にもよりますが、コンテナは鉄でできていることから熱を伝えやすく錆びやすいので、長期に渡ってコンテナで住むという場合は断熱が必要になりますし、錆びを防ぐために塗装などのメンテナンスも欠かせません。コンテナの外観に抵抗がある方は同時に、こちらの住宅のように鉄の錆びを利用した高い耐候性のコールテン鋼で外壁を覆ったりと、自分好みの外装材でコンテナを覆ってみて下さい。

内装を肌触りのいい木にする

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コンテナ内での住み心地のためにはもちろんですが、コンパクトなコンテナハウスでは大きな開口で開放的な室内空間をつくり出すことも珍しくないので、コンテナ住宅の内装は全体の見た目にも影響します。内装には肌触りを重視して、木材を取り入れる方も多いと思います。周囲の風景やコンテナの外装など、室内だけで考えるのではなく、周囲の環境も含めて全体として木材の色味なども選んでみるといいでしょう。

ハンモックを吊るす

都会から離れて、週末を自然の中でゆっくりと安らぐためにセカンドハウスを購入する方も多いはずです。そんな時間を止めたような癒しの場所にするには、ハンモックを吊るしてみるのが一番です。鉄で作られているコンテナでは、それ自体からなかなか温かみを感じることは難しいですが、コンテナの周りにハンモックなどで安らぎの場所を作ってあげることで、コンテナ住宅自体が生き生きとしてくるはずです。

コンテナハウスを包み込む

El Refugio Inteligente, NOEM NOEM Casas modernas

コンテナ住宅は、そのままで建てていくとコンパクトな「コンテナ」となってしまいます。コンテナ住宅に少し広がりを持たせるために、コンテナを少し大きな構造体で包んだり、大きな屋根で覆ったりすることで、「住宅」として様々な営みが可能な豊かな空間を生み出すことができます。是非、コンテナに留まった考えではなく、1つの住宅として幅広くアイデアを膨らましてみて下さい!

コンテナを積み重ねてバルコニーを設ける

コンテナを複数利用して、コンテナ住宅を建てようという方もいらっしゃると思います。その場合は、コンテナを積み重ねて、上の階の部分にバルコニーを設けてあげると、住み心地もより快適になりますし、バルコニーの手すりや家具などを好きなスタイルで彩っていけば、自分好みのオリジナルなバルコニーに仕上げることもできます。コンテナ住宅のバルコニーもまた格別の場所となるはずです。

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