ミニマリストに学ぶ暮らし方と家

A.Imamura A.Imamura
Idokoro, ma-style architects ma-style architects Escritórios minimalistas
Loading admin actions …

ミニマリストとは、モノに縛られない最小限の持たない暮らしをする人たちです。モノであふれた部屋、収納場所に困り大きな部屋に引っ越す、片づけが大変等といったよくある家と暮らしの問題とは無縁のシンプルなライフスタイルとはいったいどんなものでしょうか?今回は、ミニマリストに学ぶ暮らし方と家をご紹介していきます。

ミニマリストとの家は外観もシンプル

ミニマリストの住まいは、外観もミニマルでシンプル。生活空間となる住まいには、最小限の持たない暮らしをするミニマリストの美意識が映し出されます。その住まいの外観も同様にシンプル。こちらは安江怜史建築設計事務所が手がけるに奥行きのある敷地に建つ住まい。正面は装飾を最小限に抑えたフォルムで周辺の環境に馴染む外観です。スッキリとしたライフスタイルが反映されるスッキリとした家の魅力はいかがでしょうか?

ミニマリスト-最小限のモノと最大限の暮らし

ミニマリストは、最小限のモノと暮らしながら、最大限の暮らしの充実を実現します。例えば、こちらは建坪が10坪という都内市街地の狭小地に建つミニマルな外観の住まい。持たないシンプルな暮らしが実現するのは、モノに縛られず、家の大きさに左右されない充実した生活感覚です。居住空間は、螺旋階段がオープンに1階と2階を繋ぐ光と空が純粋に感じられる室内デザインに。シンプルに暮らしながら少し特別な日常を過ごせる魅力があります。

こちらでは合わせて「狭小地に建つミニマルな家5選!」を紹介しています。

等身大のシンプルな思考で

ミニマリストに共通するのは、「好きな環境で、好きなモノだけ持ち、好きな仕事をして暮らす」という考え方です。必要なモノが少ないということは、消費も少なく、モノを購入するために無理をして多く働くことがなくなります。背伸びをしない等身大の暮らしが特徴的です。こちらは西表島でプライベートツアーのガイドを営む夫婦と子供二人の住まい。家に必要なのは、美しい景色を存分に楽しめる大きな開口部と厳しい自然環境に耐える住まいの強度さ。必要な諸室はリビングダイニング・寝室・キッチン・トイレ・シャワー室とガイド仕事の道具を収める多きめの収納のみ。このシンプルさが私たちを強く引き付ける魅力です。

写真/中村絵

持たない暮らしの大切さ

ミニマルに暮らすとは、ただ単にモノを減らすのではなく、使い切る暮らしということがポイントです。使い切らずに余分なものを購入したり、しっかりと使い切らずに新しいものを購入する消費癖を見直すことが大切です。持たない暮らしの大切さとは、モノを大切に使い切るということから始まります。こちらは最低限必要な空間と広さ、そしてそれらが快適であれる条件を、打ち合わせを進めながら建築家をじっくり練り上げてつくられた住まい。モノを配置できる家の広さよりも、視線が快適に抜ける開放感と繋がり、そして家族の変化に対応できる柔軟な家が設計の重要なポイントとして計画が練られています。

クレジット: photographer : 笹の倉舎 笹倉洋平

個性のある居住空間

ミニマルな住まいは、モノが最小限だからといって面白味がないとは限りません。ミニマリストの住まいは、シンプルな暮らしの中で居住空間の個性がより生かされ、むしろオリジナリティのある空間に仕上がっています。こちらは大きなウッドデッキが住まいの中心に配置された家。居住空間はコの字型に配置され、大きな開口部を開放すればウッドデッキと繋がる大空間に変わります。森の景色が暮らしの中の大きなアクセントとして、どんなモノよりも素敵に生活を彩ってくれます。

基準は床面積

自分の家がモノで溢れているかどうかは、床をみればわかります。収納に収まり切らず散らかった部屋は、モノが散乱し床が見えなくなるのが特徴です。こちらは白いシンプルな床が美しく映える住まい。白い壁、白い天井、白い床で統一されすっきりとしたミニマルなリビングが魅力的です。開放的な大きな空間を活かすホワイトのカラーがモダンな印象にまとめられて素敵ですね。

クレジット: © Photo : Kai Nakamura

▶homifyで建築家を探してみませんか?募集ページで理想の建築家を見つけましょう!◀  

※  建築家の募集ができる無料相談ページ ※


Precisa de ajuda para projetar a sua casa?
Entre em contato!

Destaques da nossa revista