インテリア写真撮影のコツは?

A.Imamura A.Imamura
光に満ちた大空間リビングの家, TERAJIMA ARCHITECTS/テラジマアーキテクツ TERAJIMA ARCHITECTS/テラジマアーキテクツ Salas de estar modernas
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おしゃれなインテリアを写真に撮ってインターネットにアップしたり、自宅を賃貸のために撮影したり、気に入ったモデルルームをカメラにおさめておく等、意外に必要な住宅の撮影の仕方。スマートフォンでカメラ撮影する際にも役立つ簡単なポイントを学びましょう!今回は、インテリア写真の簡単なコツをご紹介していきます。

インテリアの写真撮影は、三脚で水平・垂直を維持

インテリアの写真撮影の一番の基本は、三脚を使用してカメラの水平・垂直を維持し撮影することです。こちらは株式会社SEKI.DESIGNが手がけるステップハウスの住まい。吹き抜けとガラス天井を挟み、ダイニングと書斎がスキップフロアを挟んだ両側に配置されたおしゃれでモダンな間取りです。水平垂直がとれたイメージは、安定感のあるインテリア写真になります。特に、このようなスキップフロアのモダンな住まいを撮影する際には、三脚を使用し水平・垂直をしっかりと取った上で撮影することが大切です。

こちらでは「賃貸・販売・Airbnbのために魅力的な部屋の写真を撮影しよう」を紹介しています。

クレジット: A.FUKUZAWA

室内インテリア写真は低い位置からカメラ撮影

室内の印象を伝えるリビングインテリア写真は、目の高さよりほんの少し低い位置から撮影してみましょう。生活している部屋の印象に近い雰囲気になります。一方、キッチンやダイニングなど機能性や動線を伝える写真は、低いアングルからだけではなくハイアングルからも撮影しておきましょう。キッチンとダイニングの使い勝手などをイメージしやすくなります。

撮影時間を考慮

意外に忘れがちなのが、撮影時間の考慮です。早朝、日中、夕方、夜は窓から差し込む採光が異なり、住まいの印象が変わります。特に大きな開口部のあるリビングルームや吹き抜けのある住まいは、採光の変化だけで室内の雰囲気も変わります。こちらは、白を基調としたナチュラルモダンな住まいの写真。大きな窓から望む青空が室内インテリアに美しいコントラストを織りなしています。撮影は、天候や採光を考慮して家が魅力的に見える時間に撮影してみましょう。

カメラのフラッシュは使わない

黄昏時や夜間の住宅撮影でもカメラのフラッシュは使わないようにしましょう。フラッシュを使用すると、明暗コントラストの強すぎたり、奥行きがない平坦なイメージになり住まいの魅力が伝わりにくくなります。黄昏時の環境光や室内のちょっとした明りを利用して撮影しましょう。こちらのように間接照明をプラスしても雰囲気が出て素敵ですね。

小物を添えて雰囲気をアレンジ

こちらは白を基調とした明るい開放的なリビングルーム。観葉植物の緑が爽やかな雰囲気をより一層惹き立てています。住宅撮影時のちょっとしたコツの一つに、小物をレイアウトするというテクニックがあります。住まいの雰囲気をより伝えるために、例えば玄関に一輪挿しを飾ったり、リビングルームに観葉植物を配置したりする等、インテリアに少し手を加えることでより素敵なイメージが撮影できます。

場所の特性と雰囲気をカメラで捕える

浴室は、一日の疲れを流すリラックスできる場所。居心地の良い雰囲気や清潔感が出るように、日用品を隠したり、ライティングを工夫しましょう。開口部が大きい場合は、鏡やガラスへの光の反射に気を付けましょう。手洗い場などは機能性が伝わりやすいようにハイアングルにカメラを構えても大丈夫です。浴室やトイレなどは天候の影響もなく、狭いのでライティングが簡単で、撮影し易い場所の一つです。練習のために浴室から撮影し始めても良いかもしれませんね!

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