どのような書斎が私には合っているのだろう?

Nami Sasaki Nami Sasaki
Ispirazione nordica, ministudio architetti ministudio architetti Escritórios minimalistas
Loading admin actions …

家でも仕事に集中して取り組める空間、書斎。自分の家に書斎があれば、大助かりですよね。しかしここで重要なのが、自分の仕事スタイルに合った空間作りを心がけること。一口に書斎といっても、その種類は様々です。こじんまりと集中できる書斎から、リラックスすることに重きを置いた書斎、ちょっとした空き時間に仕事を片付けるための書斎… 。今回は、そんな異なる仕事のスタイルに合わせた書斎を紹介します。あなたにぴったりな書斎づくりがきっと見つかりますよ!

色で空間を仕切る

まず初めにご紹介するのは、ロシアのデザイナーINT2architectureが手がけたこちらの書斎。お洒落なインテリアに囲まれて仕事をすると、新しいアイディアが生まれてきそうですね。この書斎では、まるでソファやピアノが置かれたリラックス空間を切るとるかのように、ネイビーで塗られた壁面がアクセントになっています。こうすることで、心理的に空間の境が感じられ、仕事モードと休憩モードの切り替えをスムーズに行うことが出来ます。メリハリをつけると、ますます仕事がはかどりそうです。

お庭の一角で

ほとんどお庭と続いているかのようなスタイルが珍しいこちらの書斎。イギリスの建築家MW Architectsによって手がけられました。レンガやコンクリート、木材など、様々な種類の素材を素朴な形で用いているところが面白いですよね。それぞれが絶妙なバランスで上手く調和しています。そしてなんといっても特徴的なのが、書斎とお庭の境目に設けられたこちらのシャワー。イングリッシュガーデンを楽しみながら仕事をするだけでも、ずいぶん気持ち良く働けそうですが、さらにシャワーまで浴びられるとなると、文字通り身も心もリフレッシュできますね。

和風の書斎

続いては、落ち着いて仕事に集中できそうな和風の書斎のご紹介です。こちらは愛媛を中心に活躍する松永鉄快建築事務所によって手がけられました。書斎には余計なものを置かず、シンプルにデザインしたいという人にも和風のデザインはぴったり。こちらのように坪庭に面する位置に書斎を設ければ、近くに感じられる緑が、仕事に疲れた心を癒してくれます。床座が苦にならない人は、思い切って床をフローリングではなく畳にしてしまうのも悪くないかも知れませんね。

片隅でこじんまりと仕事

書斎というと大層な感じがしますが、少し空いたスペースに書き物机と棚を置くだけで、十分な書斎スペースを作り出すことが可能です。こちらは安井正/クラフトサイエンスが手がけた昭和の中古住宅のリノベーションで、新たな命を吹き込まれた書斎スペース。古材を用いて作られたので、趣のある仕上がりとなりました。さりげなく飾られた小物からも、レトロな雰囲気が感じられます。こじんまりとした空間で、楽しみながら仕事に取りかかれそうですね。

廊下に書斎

書斎を設けたいのだけど、スペースに余裕がないと困っている方にお勧めなのが、こちらのように廊下に書斎スペースを設ける方法。大胆な発想ですが、意外と狭い空間の方が集中出来、効率的に仕事をすることが出来ます。さらに廊下は1日のうち何度も往来する場所。それを利用して、気の向いた時や、家事の合間に少しずつ仕事を片付けることも出来ます。隙間時間の有効活用にも繋がるでしょう。また、廊下に本棚も設置すれば、子供たちが本を手に取る機会も自然と増えるかも知れません。今まであまりなかった廊下の書斎、なかなか良さそうですよね?

ダイニングで仕事

なにも仕事専用の部屋だけが書斎ではありません。こちらのように、普通のダイニングテーブルでも、周りをぐるっと本棚で囲めば、立派な書斎の出来上がりです。なにかアイディアを思いついた時に、すぐ本を引っ張ってきて参照できるのが嬉しいですよね。机の上が少し散らかっても食事には支障を出さないよう、大きめの机を選びましょう。仕事が生活の中に溶け込むことで、自然と家族も仕事に理解を示してくれるようになるかも知れませんね。

Precisa de ajuda para projetar a sua casa?
Entre em contato!

Destaques da nossa revista