書類の収納ってどうしよう？

書類の収納でまずすべきことは、必要なものと不要なものの分類。そして、必要なものは用途別・種類別に分けます。保管が必要なものはファイルにまとめて背表紙に大まかな分類といつのものかを記載しておくと、いつでも必要な書類が見つけやすくなります。こちらのように、ファイルに綴じてもいいですし、クリアファイルに入れて、ファイルボックスにまとめてもよさそうですね。大切なことは分類と内容物の記載。使いやすさが格段にアップします。

紙物は場合によっては引き出しでの収納が便利なことも。例えば封書のまま保管すべきものや穴をあけてはならないような書類の場合、クリアファイルに入れてボックス収納するか、引き出しにまとめるのがスマートそうです。プロまたは趣味のクリエーターは、いろんな種類の紙をまとめて保管することもあるかもしれませんが、そんなときにも引き出しは便利です。こちらのお部屋は、家具すべてが段ボール製。大小の引き出しは、それぞれ紙のサイズや用途によっても分類しやすそうですね。家具＆アクセサリーを手掛けるベルリンの会社の製品です。

書類によっては、原本は必要ないけれど記憶や記録として残しておきたいというものもありますよね。そういう場合には、書類はスキャンしてデジタル化して保存するのがシンプルかつスマートです。最近では、スキャナーとプリンター、コピー機が一体化したものがお手頃な値段で手に入ります。クオリティもとても良いので取り入れてみるだけの価値あり、です。デジタル化したファイルは、外付けハードディスクに残すもよし、念のためにCDに焼くのもよし。

請求書などの紙類は、近日中に処理したり忘れてはならないものなので、ファイルにしまい込むには時期尚早。デスクや棚のトレイにまとめて置くと、うっかり、ということがなくなります。トレイは、できれば2，3段くらいあるものを利用すると、家族別や用途別などに分けておけるのでお勧めです。どうしても忘れてはならないものがある、という場合には、必ず目にするコルクボードのようなものや、冷蔵庫のドアに一時的に貼るのもアリかも。

整理すべき書類が溜まってしまっているけれど、整理する時間がもうしばらく取れない、というときには、とりあえず箱に仕舞っておくのも一つの手段。少なくとも部屋に大切な書類が散乱するという事態は免れますし、誤って処分してしまう恐れもなくなります。ファイルボックスもいろんな活用法が。例えば薄めのファイルをいくつかまとめて仕舞うこともできますし、クリアファイルごとにまとめたものを一括に収納することも。こちらのようにクリアな素材ですと、中の物も見えて取り出しやすいですね。

書類整理に使用するファイルは、色分けすると一目で見分けられてとても便利です。ただ、分類が多い場合には棚がごちゃごちゃとカラフルになりすぎて、ミニマルなインテリアの書斎を目指す方にとってはちょっと好まれないかも？その場合には、背表紙の文字の色を変えるとか、背表紙のアクセントとしてシールなどを貼って見やすくするのも一つの手です。機能性だけでなく、見た目の美しさも考えていきたいものですね。