大阪の建築家MimasisDesignが手がける住まい手「らしさ」を感じられる住まい

A.Imamura A.Imamura
House in Mutsuzaki, Mimasis Design/ミメイシス デザイン Mimasis Design/ミメイシス デザイン Escadas
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大阪の建築家MimasisDesign (ミメイシスデザイン)は、住宅設計を企画・デザインする関西の建築設計&プロダクトデザイン事務所です。その土地の持つ魅力を住まいの中に存分に活かし、住まい手の価値観やライフスタイル「らしさ」をじんわり感じられる住まいを得意とします。今回は、そんなMimasisDesignが手がける千葉の事務所兼住まいをご紹介していきます。

大阪の建築家MimasisDesignと一緒に始める土地探し

大阪の建築家Mimasis Designが手がける三角屋根に焼杉木目の風合いが映える愛らしいこちらの住まいは、Mimaisis Dsign とseino takashi designの共同設計になる事務所兼住居です。都心近郊の千葉の高台に立地し、自然に囲まれた土地で季節のうつろいを感じながら仕事と家族が共にある場所です。リビングに設けられた二つの大きな開口部は、眺めや自然に庭に足が向くような空間がデザインされています。長く住まう家だからこそこだわりたい住まいの立地、その土地の持つ魅力を最大限引き出すような「その場所らしさ」を大切に考える建築家は土地探しから住まい手と一緒に始める重要性を知っています。

毎朝を清々しく家族と一緒に迎えられるダイニング

朝起きて一番最初に向かうダイニングスペースは、大きな開口部と所々に配置された明り取り窓によって美しい朝日が明るく差し込む空間がデザインされています。また日本の平均天井高よりも高いリビング・ダイニングの天井によって、実際の空間よりも広く感じられる開放感のある空間に仕上がっています。毎朝を清々しく家族と一緒に迎えられる喜びをいつも感じさせてくれるような優しさがあります。

家族中心の暮らしを

優しい風合いの白い壁とオーク材がふんだんに使われた室内は飽きの来ないナチュラルな仕上げのリビングは、この家の中心にデザインされています。オープンキッチンから繋がるこのリビングダイニングスペースは、家族が自然と集まり団欒を楽しく過ごす家の中心的な空間として機能します。住まいの設計とは、単に建物や空間をデザインするだけではありません。大切なのは、その家で家族がこのように一緒に快適に過ごせる場所であることでしょう。

仕事とプライベートのオン・オフの大切さ

リビングダイニングスペースの中央には、各二階の部屋に向かうためのシンメトリーの階段が設置されています。左右に各部屋を設置された部屋は、事務所とプライベートの部屋として分けられており、階段が仕事とプライベートのオン・オフを上手く分ける機能を果たしています。また、二つの階段に別けることで上部の部屋を繋ぐ廊下をなくし、リビングの高い天井高を実現しているとも言えるでしょう。

「その家のためだけ」の造作家具で住まい手らしさを映し出す

リビングに設置されたコーナーは、この家のためにピッタリと造作されています。明り取り窓を邪魔せず綺麗に計算されたソファーは、まさにこの家のためだけの家具と言えます。画一規格の家具は手ごろなものや多くのデザインがありますが、その家にピッタリなものを探すのは大変ともいえるでしょう。設計とプロダクトデザインも一緒にできる大阪の建築家MimasisDesignだからこそ実現できる造作家具の設置は、住まい手の価値観やライフスタイルをよく映し出します。

こだわりが溢れる事務所

事務所スペースは、明り取り窓と広い開口部によって外部との境界を失くすシンプルなデザインです。壁面には和紙来歩の越前の手漉きの和紙を貼り、下部に設置された造作家具は安多化粧合板によるウィーンの森のオーク材が使用されています。Mimaisis Designとseino takashi designが一緒にデザインした漆喰壁や天然素材など、多くの細部へのこだわりは、住まい手の仕事へのこだわりとしてよく映し出されています。


All photo : Takashi Seino & Yoshiyuki Suzuki

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