木の心地良さが感じられる快適でお洒落な住空間

K.Yokoyama K.Yokoyama
Yamashina House, ALTS DESIGN OFFICE ALTS DESIGN OFFICE Jardins escandinavos Madeira Efeito de madeira
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住まい作りを考えた際「優しい雰囲気のある木の家に住みたい!」と思っている方はきっと多いと思います。でもその一方で、住まいのデザインが単調にならないか、お洒落な空間にするにはどうすればいいのか、悩むことも多いかもしれません。そこで今回は、木が多く使われて居心地が良く、さらにお洒落な雰囲気もある住まいの例を5つご紹介。床や天井、リビングやキッチン、作り付け家具などに木材をバランスよく取り入れて、木の温もりが感じられる快適な住空間が見事に実現しています。木がたくさん使われたナチュラルな家で暮らしたいと思っている方にとって、何か家作りの参考になるアイデアが見つかるかもしれません!

木の温もりが気持ちいい室内空間

子育てを楽しむための家をというクライアントさんの希望で計画されたこの住まい。地元の杉の無垢材がふんだんに使われているそうで、木の優しい温もりがこちらまで伝わって来そうな、リラックス感に包まれた室内空間となっています。無垢材は、建てたばかりの頃は明るい色合いがあり、時間を経て色や風合いが変化していくと深みや味わいが加わりまた違う心地良さが感じられるようになります。生活の中心となるこのLDKは、吹き抜けのリビングを中心に明るさにあふれていて、お子様も伸び伸びと気持ち良く過ごすことが出来そうな雰囲気。お子様の成長と共に、木の経年変化も楽しみです。こちらは有限会社 コアハウスが手掛けたプロジェクト「下岩成の家」からの例です。

壁一面に木の本棚

こちらは壁にも木材が使われている例です。本やCDをたくさん持っているというクライアントさんのために、リビングの壁面にダイナミックな木の本棚を設置しています。天井の垂木に合わせるように棚板を設置しているので、空間に規則的な心地いいリズム感が生まれていて、インテリアとしてもインパクトがあります。根岸達己建築室の手掛けたプロジェクト「趣味満載・スキップフロアの和モダン住宅」からの例です。

木の空間にアクセントを

無垢材から成る天井と床に、ダイニングテーブルなどの家具も明るい木でコーディネートされ、ナチュラルな雰囲気が心地いい北欧風の室内空間。キッチンにも木が使われていますが、柱とトーンを合わせ馴染むようにしています。棚や天井にワンポイントの赤が使われていたり、カウンター棚の一部にタイルが貼られていたりと、単調にならないよう工夫もされているようですね。カフェのカウンターのような雰囲気がありお洒落なキッチン空間となっています。AD-HOUSE/株式会社大喜建設が手掛けたプロジェクト「スキップフロアが生み出す贅沢空間の家」からの例です。

床板の張り方に変化をつける

ナチュラルさがあふれる空間に、派手さはいらないけどちょっとしたアクセントが欲しい時は、床板の張り方に工夫してみてもいいかもしれません。こちらは一級建築士事務所HAUSの手掛けたプロジェクト「haus-warp」からの例です。この書斎にも、壁面いっぱいに作り付けられた棚があるなど木が多く使われたスペースとなっていますが、何より特徴的なのが市松模様に貼られた床板。シンプルながらもそれだけでとても印象的な空間に変わっていますね。

木のポイント使いで存在感を

こちらはALTS DESIGN OFFICEの手掛けたプロジェクト「山科の家」からの例です。リビングやキッチンの天井には、等間隔に数本の梁が設置されていて、白の多いシンプルな空間に心地よいアクセントをプラスしています。梁の直線ラインだけでなく立体感や色合いで空間にもメリハリがつき、インテリアの要素としても機能しているのがポイントです。木の使い方を少し工夫するだけで住空間の印象がかなり変わるので、ぜひ皆さんの住まいにもアイデアを取り入れてみてください。

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